4/12/2011

宇宙の心は?

さすがに、こんなに揺れると、宇宙の心が知りたくなる。
東京でもかなりの揺れを感じているわけだから、震源地に近い東北エリアは、常に揺れているに違いないし、体験していない私には想像すら出来ない大変な感覚であろう。
昨日の夜の強い揺れが始まった時、実は自宅でウールドゥヴァ・ダヌラーサナ(ブリッジのポーズ)を練習している最中だった。いつもより、自分の重心が随分ぐらつくと思ったら、家がきしむ音がどんどん大きくなっていったので、地震だと気が付いた。ポーズから用心しながら床に下りてからもまだまだ揺れは続いたので、背中を床にしながら、思い切って揺れに身を任せてみた。
もちろん、凡人の私が宇宙の心を読み取ることなんて、あと何百回生き返ったら出来る人生がやって来るのか気が遠くなる話だけど、宇宙の叫び(宇宙にとってみれば、ささやきくらいかもしれない)を、まずは前向きに受け入れることから始めてみようと思った。
地球だってかなりオモシロくない時代を送っている。もう夜だというのに、私たちは月の恩恵を全く無視するかのように活動を続けているわけだし、スーパーに行けば、季節や土地を忘れてしまうほどの食材がキレイに並んでいる。オフィスや店の中はというと、冬は暑く、夏は寒い。何かやっぱり間違っている気がする。
先ずは、今、春という季節を思いっきり感じ、太陽と仲良く月を無視せずに、もう一度宇宙のサポートシステムを思い出すところから始めてみようと思う。私たちには自然界や宇宙を向こう側に置き、人間をこちら側というように相対して状況を判断する癖がついているけど、いやいや、私たちも自然や宇宙の1メンバーなわけで。。。
社会を、国を、地球を、そして宇宙を作り上げている一要素であり、その一要素の気持ちや行いの一つ一つは、常に何らかの影響を全体に与え続けている存在なんだ、ということを意識せざるおえないところに来ているのかもしれない。

そしてもう一つ忘れたくないことは、日本の裏側では今現在も戦争をしていて、人間同士が殺し合いを続け、貧困を作り出していること。

うーむ。今晩また揺れたら、その揺れに身を任せてみようと思う。。。