3/16/2009

神戸のおっちゃん

ワークショップを無事に終えて、新神戸駅に向かうタクシーの中、運転手さんに、「今からどこか遠くまで行くの?」と聞かれたので、「東京に帰ります。」と答えたら、「ほな、神戸に実家でもあるん?」だって!
そう、彼は私が神戸出身だと思った=私の関西弁はイケてると言うことではないか!関西好きの私にとってはこの上ないお褒めのお言葉。それから色々話してるうちに年の話になり、「お姉ちゃん、まだ三十前やろ。」とまで。何かあげられるものがないか、一瞬頭の中で、スーツケースの中身を本気で思いめぐらした。。。
実年齢をあかすと、「優しいダンナおるなら、あとは赤ん坊やな。親子さんも待ってるんやないの?」とズバリ!ここまでハッキリ言われると、「おっちゃん、私、頑張りますわ〜」と言うしかない。
まず東京ではなかなかない直球。心にあること、思いついたことをそのままストレートに言葉にして投げてしまう、時にはグサリと来ることもあるかもしれないが、黙っているよりよっぽどいい。投げられた直球も、受け取れないなら、「おっちゃん、そんなん言われたら傷つくわ〜」「ごめん、ごめん。」てな感じにもできたろうし。。いずれにしても気持ちがよい。
もしかしたらもう二度と会うことはないかもしれない一お客に向かって、神戸のタクシー運転手は子育ての素晴らしさを語ってくれた。
ところでこの運転手さんのお子さんは今一歳半で、奥様が36歳の時に出産。ちなみに運転手さんは今年還暦を迎えるそう。おっちゃんやるな〜
「お姉ちゃん、がんばってな〜。」「おっちゃんもな〜。」
温かい時間をありがとう!