4/21/2009

鼻づまり

昨日からどうやら左鼻が強烈に詰まっている。昨日の夜のクラスも、今朝のクラス中も生徒さんをアジャストするために下を向く時、かなり要注意なほどの鼻水が。いっそのこと、鼻栓をしていたいくらいだった。
鼻からの呼吸は実はとても意味があって、鼻には先ず鼻毛があるため、フィルタリングの役目をしている。上京してきたばかりの時、鼻くそが以上に増えたのをおぼえている。その上、温度調節、湿度調節までもしてくれる。また、鼻にある匂いのセンサー、そう嗅覚を通ることによって、プラーナ(生命エネルギー)を効果的に取り入れているとも言われているのである。こんなにあれやこれやと役目を果たしている鼻呼吸がスムーズに出来なくなるのだから、相当な不快感があちらこちらに出てくるわけだ。鼻の付け根、目の上、前頭部の痛み、集中力ややる気の低下。食欲さえも無くなってくる。
そこで鼻づまりをどうにか解消しようと様々な方法を試してみた。まずは呼吸法の前によく使う方法で、脇の下に手を体温計のように挟むテクニック。脇の下には鼻腔を開けるツボがあって、それを押すといつもなら5〜6呼吸するとスーッと鼻腔が開いてくるのだが、今日はうんともすんともいわない。次に、様々なポーズの練習をしてみた。通常なら、ひねり系や、体側系、またはショルダースタンドなんかをすればプカーッと鼻が開いてくるのだが、これも全く効かないのである。
とうことは、どうやら相当鼻の粘膜に腫れがあるということだと判断。それならばと、いつもなら塩をひとつまみ入れたぬるま湯で行うネティ(鼻うがい)を、塩の代わりにティートゥリーオイルを2滴垂らし、いざ左鼻へ。もちろんいつもは反対側の右鼻からジャーっと水が流れ出る所だが、今日の左鼻の内側は相当に腫れ上がっているために行き止まり。しかしながら、何かプクップクッと貫通しそうな兆しが。。。何回かトライするうちにスーッとそよ風の香りが。。。
なんと言う爽快感!あまりにもあたりまえ過ぎて、普段あまり意識しない鼻での呼吸だが、極度の鼻づまりをめでたく解消できたその暁には、何にも代えられない喜びがあったのだった。むくみや腫れを解消し殺菌効果もあるティートゥリー、また一つ使い道を発見した今日だった。