6/21/2009

雨の日曜日

昨日の夜、USで人気の高いあるDJが来日するということで、イベントに行った。音楽はアタシの生活からは切っても切り離せないもののひとつである。何か作業をする時、食事をする時、リラックスしたい時、その時々の気分や季節によって、欲しい音楽をチョイスするのも日常の中の密かな楽しみのひとつである。ライブやコンサート、踊りに行くのも大好き!オーガニックなサウンドからエレクトリックなサウンドまで、様々なジャンルをリスペクトしている。音楽はアタシの心をいつも豊かにしてくれる。
がしかし、昨日のイベントはなかなか難しかった。。。まずは度を過ぎた莫大な音量。メタリックな耳の奥に突き刺さるような鋭い音。スピーカーから刃が飛び出し、内臓に向かってくるようなほど。そのうち、アタシの中から何やら怒り、暴力的な破壊的な気持ちが湧いて来るではないか。どうしちゃったんだろう???友達と一緒に行っていたし、もう少し様子を観たいと思い、何度かダンスフロアから逃げて気持ちを落ち着かせようとしてみたが、どんどん暗い、醜い感情と戦わなくてはならなくなり、逃げるように早退したのだった。。。
帰宅してからも、体は疲れているのに、なかなか眠れない。刃が突き刺さってくる感覚が忘れられず、神経が過敏になっている感じだった。ショッキング。。。
また一つ、今まで知らなかった感覚を音によって引き出されることが分かった。もちろん、人それぞれ、音から受ける感覚はちがうと思うけど。
今日の雨はあの鋭いショックをゆっくりと洗い流し、癒してくれているようだ。