3/06/2010

美しい生き物

みきちゃんの友人のバレエダンサー岩田守弘さん(ボリショイバレエ団ソリスト)をソリストに迎えたグルジア国立バレエ団の日本公演に誘われて、一緒に観に行って来た。演目は「ロミオとジュリエット」。
よく野生の動物や植物を見て美しい、力強いと感動するように、今日ほど人間という生き物が華麗で美しいと思った事は無かった。
踏み出す足の一歩一歩、なんともしなやかに伸びる腕や脚、その一しぐさ毎に、ついついため息が出てしまう。
まるで重力がかかっていないかのように飛び上がっては回転する岩田さんはとても小柄なのに、特別な光を放ちながらひときわ目立つ存在だった。
美しいものを見ると、心にバラが咲いた感じがする。帰り道、駅からのアタシの足取りも、気持ちバレエ風に軽やかだったような♫