11/20/2009

理想の社会とは。。

ある雑誌のインタビューでこんな事を問いかけられた。
「理想とする社会とは?」
う〜む、一筋縄では行かない、かなり難しいお題であるが、改めて考えてみた。
我々は’恐怖’という精神的な大きな障害に悩まされているからこそ、必要以上の資源の搾取、無駄遣い、詐欺、独占欲や所有欲をむき出しに、そして最悪の結果、戦争を引き起こしていると思うのだ。今自分の持っている物や、置かれている状況にいつも不足を見つけ出しては、もっと、もっとと盲目に何かを求め続けている気がする。万が一、満足感があったとしても、この先この充足感はいつまで続くのだろうと、未来に対する不安がたちまちやってくるのだ。
それならば、先ずは我々個々が宇宙の一員、地球の一員であることに気づき、そのより良い一員として自分自身、自分と他人、さらには自分と環境とのコミュニケーションを深めていくべきではないかと思う。そして、思考、言動、行為の全てのレベルで、様々な不都合を他人まかせにしないことから始めたいものだ。そうすることによって、また今とは違った高いレベルでの発達した社会を作り出せるのではないかと思う。
そこで、「自立した個人が、愛を持って作り出す、気づいている社会」というのはどうだろうか?