4/01/2009

ゴミ捨て

何やら知らないが、先週から強い腰痛が急に始まった。’腰痛は怒りである’という本があるくらいだから、私の中に果たして出し切れていない怒りがあるのか、暇さえあれば探してみていた。自分の頭、心を調査してもなかなかソースが見つからない。痛いながらも、無理のない範囲でヨガの練習は続けていた。動き始めは錆び付いた機械のように関節や筋肉がミシミシするが、動かすうちに硬いながらも緊張がほぐれ、痛みも和らぐ。ああ、何かの緊張、ストレス、不安、または怒りのどれかに違いない。。。
今朝は起き上がるのも大変な程に背中全体が、まるで分厚い、冷えきったコンクリートのようになってしまったため、いよいよダンナにヘルプを頼んだ。出かける前の忙しい時間をさいて、私の背中に大きなその両手の平を当てて、深いゆったりとした呼吸と共に上から下へ、そしてまた上にと当てていくと、上の方の背中でその手がゆっくり止った。安心する程の丁度いい圧力に加え、その大きな手から、熱い南国の太陽のようなヒートがどんどん送り込まれたのである。その反対側は心臓のある場所。背中側から体を通って心臓までもが温かくなり、急に呼吸がしやすくなり始めた。そして、ふっうと何だか胸が軽くなった瞬間、問題の種が閃いたのである。
そう、ここ一年くらい分かっていながら心の押し入れに見えないようにしまい込んでいたちょっとした問題に、いよいよ向かい合わなければいけない時期が来たようだ。
その後、大きな気づきのチャンスを与えてくれたダンナを見送り、ヨガマットの上に立った。問題と向かい合いながらの朝連となる。どうやら、もうこの問題からは逃げられない所に来たようだ。一日を過ごす中で、何度か強い痛みがやって来たが、その度に、あの大きな手からのヒートを背中に思い出すようにすると、なんと速効性の痛み止めとなった。何となくヨガマットの上にいるときの方が自信を持ってさらにこの問題に向き合えるような気がして、夕連もしてみた。問題は益々細分化され、明日の朝、燃えるゴミと一緒に捨てる事が出来そうだ。
夕飯の後には、まだ何かやりたい気分で、ベッドルームの模様替えまでしてみちゃった!今夜はすっきり、新しい風の入った部屋でぐっすり眠れそうだ。