10/02/2009

あるがままを観る

この人は、きっとこうするだろう。きっとこう言うだろう。こんな人に違いない。我々は、いとも簡単に他人にイメージをつけてしまう。そしてもしそのイメージ通りにことが進まないと、我々は勝手に幻滅し、他人を批判するのである。そしてあたかも相手を理解したかのように振る舞う。しかし、私が相手に批判を加える時、実は相手を理解していないのではないかと思う。批判は理解を回避しているのにすぎないのではなかろうか?
もし相手を批判せずに、あるがままを観続ければ、自ずと相手の本質がオモシロイように自然に見えてくるのだと思う。
きっとこの人はこうに違いないと、ああでもないこうでもないといったような推測からして、そもそも無駄な行為であるのかもしれない。